吸収率で比べられるコエンザイムQ10

数多くの家庭にコエンザイムQ10のサプリメントが置いてある現代ですが、コエンザイムQ10の成分表示と配合されている量について、きちんと明記されているかどうか確認している人は意外と少ないのではないでしょうか。
箱の品名には、大きく成分の名前が記載されていたとしても、実際に含まれている成分の量は、ごくわずかの量しかないという場合があります。
例えば、こちらの成分のサプリメントに包摂体という表示がされていることがありますが、それは、こちらの成分がいかにも大量に含まれているか見せるための表現方法だといえるのではないでしょうか。

他にも、3粒中の成分の量が300mgだという謳い文句で売り出していても、実際の成分の量としては、わずか18mgだったということがわかって、そのことが新聞に掲載されて問題になったこともあります。
3粒中などという表現方法も、とても紛らわしいものですので、気を付けたいものです。
そのなかでもひどいケースとして言えるのは、表示の成分の量が、実際には配合されていなかったりするものがあるようです。
コエンザイムQ10のサプリメントで、さまざまな成分が含まれていると、なんとなくお得なような気がするものですが、こちらの成分のカプセルにおいては、できるだけシンプルで相性がいいと言われている油に溶かされているという場合の方が、その成分が化学変化を起こすことなく、安定していますので、結果として吸収率もアップするということが、最近の調査において分かってきたようです。

また、カプセルで販売されているものは数多くありますが、そのカプセルの質が悪いものの場合、胃や腸で溶けることなく、そのまま排泄されてしまったりするものもあるようです。
いくら飲んでも、すべて排出されるのであれば、飲んでも飲まなくても同じです。
身体の中に摂り入れられて、ようやくこちらの成分が効果を発揮するのです。
こちらの成分は脂溶性のものですから、油に溶かされているソフトカプセルがいいでしょう。