コエンザイムQ10の副作用

コエンザイムというのは、コエンザイムQ10のことをいうのですが、CoQ10とも表記されています。
コエンザイムQ10の成分は、身体の赤血球以外のすべての細胞に作用している栄養素であり、主に細胞のエネルギー源でもあるATPを産生するにあたって関与しています。
コエンザイムQ10のエネルギーを産生するよう促進してくれる作用のために代謝が活発となり、必然的に脂肪を燃焼してくれダイエット効果も発揮されるようです。

そして、抗酸化作用があるために身体の中の活性酸素を中和してくれて、アンチエイジングの作用を期待することができます。
こういった特徴から、数年前女性たちの間で大ブームとなって、お店の棚からこちらのサプリメントがなくなってしまうほどになったこともあったようです。
これ以外においても、心臓を強化して高血圧値を下げてくれる作用も報告されているようです。

また、歯周病や歯肉炎にも効果を発揮します。

コエンザイムQ10は、魚や卵、ブロッコリー、ほうれん草、レバー、ピーナッツ、赤身の肉などに多く含まれています。
また、身体の中でも生成されている栄養素です。
しかし、生成される量は年を重ねるとともに減少してしまい、80歳になるとピークの時の半分以下になってしまうと言われているのです。

そのため、特に中高年の人にとって摂取が必要とされる栄養素だと言えるでしょう。
副作用としては、コエンザイムの過剰症と欠乏症とがあります。
こちらの成分の過剰症においては、ほとんど報告がないようです。

ですから、サプリメントとして1日の摂取量の上限についても明確に定められていないのが現状だといえるでしょう。
過剰に摂取した場合には、次のような過剰による副作用の症状が報告されているようです。
まず、胃腸障害と過敏症についてですが、他の栄養素や薬剤と一緒に摂取したとしても何の問題もありません。
現状としては合併症は報告されていないようです。