コエンザイムQ10でベストな摂取時期

まず、コエンザイムQ10が一日にどのくらい必要かということですが、実は100mg~300mgといったような幅広くなっているようです。
また、食品安全委員会においては、平成18年にこちらの成分の一日の摂取量において、上限を定めないという発表をおこないました。
その理由としては、こちらの成分においてはもともと体の中に存在している安全性において、きわめて高い成分であるとされているため、摂取するにあたっての上限を定めるのが難しいからなのです。

アメリカには1日300mg以上も摂取することができるサプリメントもあるほどなのですが、そういったことではなかなか摂取すべき量を決めにくいという人もいるでしょう。
そこで、コエンザイムQ10の1日の摂取目安量について紹介します。
まず、健康維持を目的としている人は30mg、30歳を過ぎている人の場合は50mg、ダイエット面で効果を出したい人の場合は100mg、運動やトレーニングを常に行っている人の場合も100mg、体調不良の状態の人や疲労がたまっていると感じている人の場合は200mg~300mg摂取すればいいのではないでしょうか。
なぜこういった数値が目安になるのかというと、こちらの成分は身体の中で必要としている細胞のエネルギー源を作ってくれる働きがあるため、運動をしたり疲労を感じている人はたくさんの量を必要としているからです。

また、加齢によって体の中のコエンザイムの生産量は20歳がピークとなってその後減少していくため、健康維持を目的としている人や30歳を過ぎている人の場合においては少量ずつ継続して体内に摂りこめばいいのではないでしょうか。
ダイエット中の人の場合は、通常よりも少し多めの量を摂取して運動とセットでおこなうといいでしょう。
基本的には一日2回~3回にわけて、食後に摂取する方が効率がいいようです
摂取してから5時間ほど経つと、コエンザイムQ10の血中濃度が下がってしまうため、毎食後に摂取したほうがいいのです。